エアコンのエバポ清掃してみた 冷えが悪いなら真っ先にやるべきかな

予想以上に早く30℃以上の“真夏日”が到来してしまった!冷えの悪いエアコンのガスなどを調整する前に自分でできそうなことをやってみようと思い立ち、エアコン洗浄剤を使ってエバポレーターを洗浄してみようと思った。

エバポにアクセスできない?

グローブボックスやステー、サイドのスピーカーカバーなどを順次取り去ってみると一見エバポに簡単にアクセスできそうなところは・・・・無い。

他車では見たことがあるサーミスタがオレの車には・・・・無い。なぜだろう、マニュアルエアコンだからか?

最悪ココからアクセスしようと思ってたのに・・・・・しょうがないのでエバポを包む黒いボックスの下半分を外せないかと12mmのナットとクリップ3つ、コネクタを外してみたがどうやら糊でも使っているのか?びくともしない。

・・・・・どうしよう・・・・

ここまで内装を開いてしまっているし撤退もイヤなので、本当はエバポ表面に張り付いているダストやケース内のゴミも取り去ろうと意気込んでいたが、ブロワーファンを外してそっからエアコン洗浄剤を吹き付けてお終いにすることにした。

思ってたよりもキレイ?

18年落ち30万キロ。エバポの清掃歴はただの一度も無い!

「どんだけ汚れているのやら・・・・・」と思っていたが送風口にスマホをねじ込んで撮影したエバポは予想ほど汚れてはいなかった。

しかし一部空気の通過を阻害しているかのようなダストの塊を発見!やっぱり清掃は必要だが・・・・できるのかな。ブロワーファンの送風口はあまり大きくは無いんだよなぁ

“ノズル付き”で大正解!

今回使う洗浄剤は車用ではなく電気屋で買った住宅用エアコンで使うもの。その中でも長いノズル付きのものを購入してたが・・・・よかったぁ

洗浄剤を出しながらテキトーに上下左右に吹き付ける。洗浄剤は2本用意して1度吹き付けて15分ほど経過したらもう一度吹き付ける・・・と言う感じで3回洗浄してやった。

洗浄剤が少し余ったのでブロワーファンにも吹き付けてみた。思っていたよりもファンがきれいになる。“洗浄剤”という名はダテじゃないんだなぁ

復旧前に送風口からもう一度撮影してみた。清掃前と比べるとエバポのヒダヒダがだいぶハッキリわかるようになった感はある。

たぶん何度も繰り返せばかなりきれいになるんだろうが洗浄剤がもう無いので復旧することにする。

冷え方はどうだ?

うん、冷えるようになったと思います。それほど“劇的に”変わるわけではありませんが全然イイですね。施工前よりずっとマシになった感じ。

それと僕のクルマは外気導入から内規循環にすると“ボーーーー”という音が耳障りなので風量スイッチ4段階中“2”程度でしか使いたくなかったんですが現在は静かになったので“3”や“4(最大風量)”を使いたくなりました。

エバポの風通しがかなり改善されたようです。

凄いですね。ただ“吹き付けるだけ”なのに。こんなに効果的なら今後リアエアコンのエバポやラジエター前にあるエアコンのコンデンサもコイツで洗浄してみようかな。