そろそろ冬の準備しといた方がよくね?早い者勝ちのスタッドレスタイヤ

気が付けば今朝は13℃。だいぶ朝の気温が低くなったカンジ。早朝出勤のオレ的にはイヤでも冬を意識してしまう気温になってきました!

“冬”と言えば“スタッドレス”。今年も“安くていいタイヤ”を手に入れるために過激な争奪戦が繰り広げられるだろうなぁ。もう見えるようです(笑

冬タイヤはいつ買うのがお得?

まぁみんなが考えていることでしょう。僕から一つだけ言えるのは

みんなが買う時に買うのが一番“損”

間違いないです。それも“初雪”が降った時なんて・・・・最悪!

ショップの側からするとみんな欲しがっている時に安く販売する必要性は“0”ですからね。くやしいけど商売ってそういうもんです。

では本題。いつ買うのが一番お得でしょうか?

今ですよ!正に“今”

実はお盆明けから今ぐらいにタイヤメーカーから今年のスタッドレスタイヤの新製品発表が行われます。

メーカー最新のタイヤを安く購入できるのは正に今の“展示会”などで購入すると最新のタイヤが最も安く買えるそうです。

メーカーや販売店にしてみればいち早く自分のところのタイヤを買ってくれるお客様には目一杯サービスしたくなりますよね?

ソレもまた商売ってもんです。

もっと安くていいタイヤは無いのか?

ありますよ!どんなタイヤかと言うと・・・・・

型後れのタイヤ

要は去年、または一昨年のモデル。タイヤって受注生産ではなくどのくらい売れるか?見込んで一気に大量生産します。だから大抵の場合

大量に余る

普通の人はそんな“型後れのタイヤ”なんてイヤですよね?でも僕たちのように長年スタッドレスタイヤを使ってきている人からするとこんなに魅力的なタイヤは無いんです。

スタッドレスは古くても効く?

別に何かの根拠があってそう言うわけではないんですが、あくまで“経験上”です。

例えば僕が今年も使おうか?と考えているスタッドレスタイヤは既に

8年落ち!

前回の冬の時点で7年落ちでしたが全く不足を感じませんでした。昨年は雪が非常に少なかったせいかだいぶ山が減ったので「今年はどうしようか・・・・」とも考えていますがもしかしたら今年も使うかもしれません。

それに以前両親の乗る車のスタッドレスタイヤを何気に見たら

10年落ちでした!

でも不思議なくらい効くんですよねェ~。本人達の感想もすこぶるイイんですが、さすがに気味が悪いので交換しましたが・・・・

両親にしろ僕にしろたぶんタイヤの保管状態が非常にイイんですよね。特に両親はクルマも普段から屋根&シャッター付きのガレージに駐車していますからね。

どこで買える?

まぁ通販が手っ取り早いですよね。ただし当然ながら数量に限りがあるので“早い者勝ち”となります。

あと近くのタイヤショップの店員さんにも聞いてみた方がイイです。なぜならショップでは客に頼まれもしないのに“古いタイヤ”を売ろうとすると

あのショップで売ってるタイヤは古タイヤだ!

って言われちゃうからお客の方から頼まれない限り古いモデルはおすすめしないようです。

スタッドレスタイヤ売れ筋ランキング

普通のお店にもある程度はあるんですが身内や得意先に回すと一般売り用のものはほとんど無くなるようですよ。

外国製のスタッドレス

僕も“夏タイヤ”をHIFLY(本社アメリカ中国生産)使ってますが国産タイヤと比べても何ら遜色無し!って思ってます。

「夏タイヤだからでしょ?」

ってお思いかもしれませんが以前仕事の取引先の社員の方が「僕のスタッドレスとってもよく利くんですよぉ~」とおっしゃるので参考がてら見せてもらったら・・・・・

NANKANG(ナンカン:台湾)

驚きました!「本当に利くんですか?」と聞きましたが「えぇ利きますよ」という返事でした。

実際に乗ってみたかっったんですが安易に他人のクルマを乗ったり触ったりしたくない性質なんで乗ってみることは無かったんです。しかしその方は“秋田にお住まいの方”だったので・・・・・信用できそうでした。

正直昔は「スタッドレスはBS以外は履きたくない!」って思ってた時期があったけど・・・・今は外国タイヤも非常にイイようですね。

アジアンタイヤが日本国内でもっともっとメジャーな存在になって国産タイヤの値段が下がればいいんですけどねぇ。

とは言え値段が下がったとしても今の国産の格安タイヤのように低品質では・・・・意味無いですが・・・・

タイヤの着脱はどうする?

今年の春にHIFLYを購入した時に着脱で人悶着ありました。現在は結局

その店でタイヤを購入してくれたお客さんには従来通りの工賃。で、持ち込んできたタイヤの着脱に関しては別料金!

っということになっているようですね。例えばスペースギアなら以前まではホイールバランスまでやってもらって4本で¥6000程度だったのが、多少ばらつきはありますが現在は安くっても¥8000以上ってカンジ。(どちらも廃タイヤ持ち帰り価格です)

結局僕は自分の“手作業”で装着しましたが(その記事はこちら)

¥8000~¥10000程度の工賃が惜しくない人はGSやショップに持ち込んでもいいでしょう。タイヤが価格的にほぼ半額!ですからねぇ。

どうしても自分で着脱したい!

そういう方が持ってた方がいい道具紹介します。タイヤチェンジャー各種

先ず“ビード落し”

タイヤの着脱って“着”は僕がやったように意外に楽なんです。チョッと大変なのは“脱”の方。

タイヤを脱がせて普段見えないアルミホイールの内側をよく見てみると“段差”があるのに気が付くでしょうか?

アルミホイールの真ん中よりも表側寄りに一段低くなっているところがありますよね?タイヤを着脱する時は先ず空気を抜いてタイヤのビード(縁)をココに落とすことから始まるわけです。

なぜビードをココに落とすかと言うと輪になっているタイヤをホイールから外すには最もホイールの直径の小さいところにタイヤを引っ掛ければ外し易い!

で、先ずこの一段低いところにビードを落とすのが意外に大変なんです。足で踏みつけても全然落ちません。

僕は勤務先にある重機を使ったので簡単でしたが普通の人はそうはいきませんよね?そういう時に使うのが“ビード落し”なんです。

後はタイヤレバー2本と手ハンマー(1.3kg程度)かな。

“ハンマーはいつ使うの?”と言うと、最初はタイヤの表面を上に抜くようにタイヤレバーでビードを外してから更にタイヤ裏面のビードを抜きにかかるのですが、半分くらい抜いた後はタイヤレバーよりも、裏からハンマーでタイヤを叩いた方が簡単にタイヤを抜くことができるんですね。

初めて行う時は“おっかなビックリ”ですが実際にやってみれば

「えッ!?こんなに簡単だったの?」

って思うかもしれませんね。ちなみに新しいタイヤをホイールに組み付ける時には少しだけ注意が必要で

  • 全てのタイヤではありませんが購入したタイヤに赤・黄のマークが付いている場合はソコにエアバルブがくるように合わせる:詳細はこちらのサイトがわかりやすいです
  • タイヤの“回転方向指示”がある場合はそれに従う
  • ホイールにレバーの傷が多少付きますがソレを嫌うならゴム版やテープを使って養生する

のは忘れないでください。

格安ホイールバランサーもあるでよ

僕はタイヤの組み付けだけでしたが100km/h前後までハンドルがブレないようなのでバランスはとってません。

でももしハンドルがブレるようだと・・・・・ホイールバランスとりたいですよね?ホイールバランスってどうあがいてもショップでしかできないもの・・・・っと思ってましたが

そんな僕の常識を根元からぶっ壊すような商品が存在してました!

要はタイヤの水平をとればいいのですね?通常ホイールバランスって“イン側”とか“アウト側”とかあったような気がしますが考えてみれば

ホイールとハブは6本のボルトナットで強固に接合されている上にホイール自体の強度も強固ですからインもアウトも無く全体としてタテ方向のバランスがよければイイ!

っということになります。もちろんその程度のバランスでは“超高速回転”の時は振動が出たりホイールの強度が無ければ“破壊”ということもあるでしょうけども

私たちが使う速度域ってせいぜい150km/h程度ですよね。その時タイヤはどのくらい回転しているのかちょっと計算してみました。計算方法はタイヤ225/80/15ですから

タイヤの直径:(22.5×0.8×2)+(2.5×15)=73.5cm(半径=36.75cm)

タイヤの円周:2×36.75×3.14=230.79cm

150km/h=150,000m/h=15,000,000cm/hこれを1分間にすると

250,000cm。で、これをタイヤの円周230.79cmで割ると

1083rpmくらい!?

時速150km/h時にタイヤの回転速度が1082rpmって4M40のコールドスタートが利いてる時のアイドリングみたいな回転数です。この回転数を“速い”と思うか“遅い”と思うか?なんですが僕は・・・・

大した回転数では無い

って思うんですよね。要はタイヤがこのくらいの速度で回転している時にブレたりしなきゃイイわけで・・・

で、タイヤって6個のナットでガッチリ固定されていますから常用速度域でステアリングまで影響するのは現実的に

縦方向のバランスのみ

ではないか?っと思うわけです。

だったらこんな簡易なバランサーも“有り”かなぁ~っと思ったりするわけです。

冬タイヤの準備は早めの行動が吉

スタッドレスタイヤを誰よりも安く手に入れることができるのは、まだ誰もスタッドレスタイヤのことを考えていない“今”がチャンスです。

しかも“今回自分で交換してみようかな”などと考えているのなら暖かい時期のうちにやっといた方がいいですよ。タイヤは気温が高い方が扱いが簡単ですからねぇ。