別に補充電しなきゃエンジンがかからなくなるわけじゃないけど真冬と真夏はバッテリーが弱る。電制4M40はバッテリーのコンディションに左右されるエンジンなので適度に補充電すると快適なスペギアライフになると思います。

なぜバッテリーは弱る?

4M40のような“渦流室型ディーゼルエンジン”は直噴型に比べて圧縮圧が低く燃焼室温度も低い。エンジン始動直後は圧縮熱による正常な自己発火が難しいので

“火種”が必要です

そこでエンジン始動時や始動後5分くらいは“グロープラグ”と言う火種を焚きます。このエンジン始動直後から5分ほど行われるアフターグローが “予想以上に電力を喰ってる” クルマのバッテリーって基本的にエンジン始動用で、装備品の電力はオルタネーター(発電機)で賄えるようにできているんだと思うんですけど、スペースギアの場合エンジン始動直後から5分程度は

アフターグローだけで精一杯ではないか?

と思います。そう思うのは始動直後からエアコンをONにしてスペギアに標準で付いている電圧計を見ているとエンジン始動直後12~13V付近を指していた電圧計の針が5分後くらいに“カコッ”と音がすると

スルスルと14V付近に上がっていくんですね。

冬はフロントガラスの氷を溶かすために、夏は一刻も早く車内を冷やすためにエアコンを全開にするとオルタで発電された電力だけでは足りないので

バッテリーからも電力を引っ張る

アフターグロー終了後に使われた分の電力を充電するも満充電できないまま翌日を迎えるとバッテリーは慢性的に充電不足の状態になる。すると

サルフェーション現象が進む

サルフェーションが進んでしまうと充電してもバッテリー本来の性能に戻れなくなり慢性的にイマイチなエンジン始動、ノッキング、騒音、電光表示不良、エアコン風量低下、イマイチな加速、などの症状になり

バッテリーの寿命も縮む

という流れではないか?と考えています。

新しいバッテリーほど補充電すべき

バッテリーが新しいうちは補充電の必要を感じないかもしれませんが一旦サルフェーションを起こして電極板に癒着した硫酸鉛は通常の充電では除去できない・・・・つまり

一旦劣化したバッテリーは元に戻れない

バッテリーを永く使用するには、いかに消耗させないようにするか?にかかっているのかもしれません。

アフターグロー終了後に充電されるとしても劣化したバッテリーは充電に時間がかかりますから、目的地到着までに十分充電されない可能性が高いでしょう。

エアコンはスグつけない

いつでも充電できるようなガレージを持っていれば問題ないのですがもしそうでないならエアコンはアフターグローが終了してからつける。

その方がイイでしょうね。この辺は“オートエアコン”だと心配ないのかなぁ。僕のジャスパーは“マニュアルエアコン”なんで。

エンジン始動後5分程度経過するとボンネットの方から“カコッ”っとリレーの音がしますが、それがアフターグロー終了のサインですのでその後であればエアコンを最大にしようがデフォッガを使おうが大丈夫だと思うんですが・・・・

ちなみにバッテリーが弱っているとアフターグローが終了して“カコッ”っと音がした直後急にエアコンの風量が増えます。

サルフェーションを解消してくれる充電器?

サルフェーションによって電極板に癒着した硫酸鉛は通常の充電では取れませんが、電気的衝撃を与えると再度電解液に溶け込むことがわかっています。

そういった特性を使って、一度は廃棄されたバッテリーを特殊な充電器で充電したのが“再生バッテリー”として売られているわけです。

その“再生バッテリー”を作る工程と同じ“パルス電流”を使って充電する一般用充電器があります。それがOMEGA オメガ・プロ 品番:OP−0005 バッテリー チャージャー 充電器 (12V専用)です。

この充電器のシリーズにはOP-0001 OP-0002 OP-0005 OP-0007とありますが、あえて0005を推薦する理由は

適合バッテリー容量が最大176Ah(5時間率)だから。

スペースギアの寒冷地仕様は85D26R×2個並列使用だからバッテリーの容量は単純に85+85=170Ah

OP-0005ならバッテリーを装着したまま充電できるかな?っと思ったわけです。

しかもシリーズ中唯一の“セルスタート機能付き”

まぁ個人的には全自動って・・・・あまり好きじゃないけど・・・・

でも私みたいに色んなバッテリーをどうにかしたい向きとは違い、普通の人は今乗ってるクルマのバッテリーを長持ちさせたいだけ。

この充電器使ったらバッテリーっていったい・・・・・

何年もつんだ?