わけのわからない動きをする高齢者にぶつけられた!

信号で停車中左横のホームセンターから出てきた乗用車が自分の車と後ろの車の間をすり抜けて右側の車線に入ったと思ったらハンドルを戻し損ねたのか?自分の車にぶつかりやがった!

っという知人の話。相手は既に80歳超の老夫婦!しかし「自分が100%悪いので修理代は全額お支払いしますので・・・・」とのこと。

まぁ今回は相手が高齢の老人とはいえちゃんと保険にも入っていたようだし一安心だが世の中には“ちゃんとしてない人”が多いのも事実。

車検切れのクルマ5万8000台!

少し前に国土交通省から発表されたデータで驚くべき数字が出ました。なんと全国に“車検切れのまま走行しているクルマが全国に5万8000台いると言うのです!

信じられない・・・・

調査は全国の道路に設置されている“Nシステム”というカメラで実際に走行しているクルマから割り出しているので、この58000台は実際に走行していることになりますね。

単純に都道府県数で割っても1200台以上。これではいつ車検切れのクルマにぶつけられても不思議ではありません。

何しろ“車検切れ”という事は“自賠責保険”にも加入していない!っという事なのですから・・・・・

もし車検切れのクルマにぶつけられたら?

オワリ・・・・ですよね。普通なら。でも実は政府の保障事業によって

自賠責保険と同額の保証が受けられる

そうです。良かったですよね。少しは安心しました。でも所詮自賠責程度。自賠責は対人保障のみです。大切なスペギアちゃんはどうなるでしょうか?

実は真人間である僕たちにはそういった危機を回避できる術があるんです。

“無保険車傷害特約”って知ってますか?

自分の任意保険にコレを付けておくと

  • 車検切れや無保険の自動車にぶつけられても政府の保障事業で不足する金額をもらえる
  • 自分が“車両保険”に入っていれば自分の車の修理代も出る

足りない保険料を補填してくれるのはいいですが自分の車の修理代って・・・・自分の車両保険使えばいいだけのハナシでは?っとも思いましたが無保険車傷害特約にてお金をもらっても事故の履歴はノーカウント!

つまり保険を使っても自分の保険の等級は下がらず次年度の保険料も変わらないそうです。相手が“無保険”なので。

警察の事故処理の際は気を抜かない

事故の後警察官がやってきて“ホッ”と一安心・・・・している場合ではありません。ココが一番大事なところなんです。

自分にそれほど過失が無い時は警察官にその旨をしっかり主張してください!

事故処理をしてもらえば警察から“事故証明”が発行され、保険会社はこの事故証明を基に“過失割合”を相手の保険会社と話し合いそれぞれ負担し合う金額を決めていきますがこの時

警察が発行する事故証明書の“甲”と“乙”でもらえる金額が大きく変わります

ズルイ奴も大勢いる

事故証明の“甲”は加害者“乙”は被害者と言われていますが警察官に聞いても「そんなの関係ありませんよ」としか答えず真偽のほどは定かではありませんが

保険会社は間違いなく“甲”は加害者、“乙”は被害者として動きます。

それを知ってる悪い加害者は事故処理に来ている警察官にまるで自分が被害者であるかのような説明を行い怪我まで装い

事故証明の“乙”を掴み取ろうとする奴がいます。

一旦事故証明が出来上がってしまうとよほどのことが無い限り“甲”と“乙”が入れ替わることはありませんし、私たちが加入している自賠責保険や任意保険会社は事故証明を基に過失割合を決めるので

事故処理の済んだ後に任意保険の担当者に何を言っても自分の言い分が通ることはありません。だから

言うべき事は事故処理中の警察官に全て言わなければいけない

のです。でも事故直後ですから気が動転していたり気分が悪かったりして冷静ではいられないのでなかなか上手に警察官に説明できないと思います。こういう時のために“ドライブレコーダー”はあった方がイイかな?って思います。

ドライブレコーダー ランキング

こういう時にわけのわからない言いわけをする奴やウソつく奴って本当にロクな奴いないと思うんですよ。我々とは違う人種だと思って間違いありません。

相手の過失の証明と同時に自分の過失も確認できるので納得の事故処理になるのは間違いありませんよね?

自動車保険は見直すべき

テレビコマーシャルも多いのですが自動車保険の見直しは是非行った方がいいです。例えば私の妻は年間3万弱だった保険料が見直した結果

¥18,000程度になりました!

凄いですよね?まぁ古いクルマなんで元々車両保険は入っていなかった(入れなかった?)んですが、まさかこれほど安くなるとは思ってもいませんでした。

自動車保険って携帯電話会社のようなもので永く同じ会社のお世話になっていても顧客は放ったらかしにされあまりメリットはありません。替える事でメリットを享受できます。

特に保証内容に人身傷害特約と搭乗者保険両方あるようでしたら即刻見直した方がいいです(人身傷害特約と搭乗者はどちらか片方で良い)

あなたと交渉する保険屋は相手の保険屋

停車中に追突されたり歩行中や自転車に乗っている時にクルマに追突されたりして10:0で自分に過失が全く無い場合はこっちの保険屋さんは動きませんから相手の保険屋と自分で交渉しなければいけない場合があります。

忘れてはいけないのが、どんなに人触りのイイ奴でも所詮その保険屋は加害者側の人間であることを忘れてはいけません。

あっちの保険屋は言葉巧みに適当な内容の示談を勧めてきますが間違いなく薄っぺらい内容の保障をさも“精一杯の誠意”であるかのように説明するはずです。

自分の車の修理だけならまだしももし、後遺症の残るような大ケガ、何日も身体に何本もチューブが通されているような状態だったとしたら

アナタは相手の保険屋の言い分を即刻理解できますか?

できませんよね?先ずは誰かに提示された内容が妥当なのかどうか?確認してもらえればイイんですが・・・・・

そんな時に“弁護士費用特約”に入っていると「・・・・よかった」となります。自分に過失が1割でもあると保険屋さんが動いてくれますが、過失0だと保険屋さんは動いてくれませんからねぇ。

弁護士特約は“クルマ絡み”ならOK!

弁護士特約は自分の過失がゼロの時だけではなく

  • 自転車に乗っている時車に轢かれた。
  • 歩いている時に車に轢かれた

など、普通だと自分の自動車保険の担当者が動いてくれない時に弁護士が治療費や慰謝料などの交渉を行ってくれるものです。

ただしまぁあくまでも“自動車保険の弁護士特約”なもんで・・・・

クルマ絡みの事故じゃないと弁護士は来てくれない

という特約です。ご注意を。

保険会社は顧客にあぐらをかいてる

先にも言ったように自動車保険の会社は携帯電話会社のように“一旦顧客となった人は早々止めたりしないだろう”とたかを括ってますから自ら保険料金を値下げするようなことはしません。

しかも同じ保険会社と契約していても何もメリットもありません。それは一度でも保険会社を変えてみるとわかります。安くなるんですよねぇ。

まぁ変える気無しとしても世間の相場を知る意味で見積もりをしてみるのもいいかもしれない。

・・・・・気が変わるかも(笑)