クルマも30万キロ超えると・・・・三菱自動車救済策

ハンドルセンサーも交換して今のところABSランプは点灯しないようだ。とりあえず通勤距離では点灯しない。そのうちに田舎の実家に行く時に再度確認・・・・か。その記事はこちら

ところがまたまた“エンジン警告灯”が点灯。やっぱり加速が緩慢な時にアクセルを踏み込むと点灯する。アルゴリズムは前回と同じだろう。やっぱりスロットルソレノイド・・・故障か?

何となくだがエアコンをかけてアイドリングが長くなっている時に発生しているような気がする。何だろう・・・・電源と関係あるのか?それとも単純にスロットルソレノイドの故障?確かバキュームで作動させているはずだが・・・・ホースか?バキュームか?アクチュエーターか?いずれにしてもなぜ“いつも”そうならない?

謎は深まるばかり。もうしばらく様子を見よう。

ディーラーは意外にも忙しそう

この前の日曜日。診断機にかけてもらうためにディーラーに行ってきた。“リコールの三菱”の異名を取るメーカーのディーラーだけに閑古鳥でも鳴いているのかと思いきや

意外にも盛況

特に展示しているD:5を舐めるように見ていく人の多いこと多いこと・・・・意外に人気あるのね

キレイなオバチャン(年増だがタイプだった(照)用件を伝えてその辺のテーブルに腰掛けているとさっきよりもだいぶ若いやっぱりキレイな姉さんが「何か飲みながらお待ちになりませんか?」とメニューを持ってきた。

あいにく車内で飲んだコーヒーでお腹いっぱいになっていたので「いや、イイよ。どうもありがとう!」っと言うと彼女もニッコリ笑って年頃の女性特有のフェロモンのような残り香を残して去っていった。

いい女は本当に目と前立腺の保養に役立つ。

一定のファンのいる三菱

三菱にはどんなに悪さをしても離れないファンが一定数いるようだ。その理由はたぶん

  • 他社とは一線を画したデザイン
  • オフロードに強いイメージ

こんなトコだろうな。オレだって結局このデザインと異様に高いキャビンと雪道性能に惚れ込んでこのクルマに乗っているんだから。

“今”っていう時代はどこのメーカーも臆病になっているのかみんな似たようなデザインだと思う。軽自動車やミニバン、RV車なんか一見どこのメーカーかわからないほど似通ってきている(特にフロントマスク)。どうしても他社で売れた車のデザインを模倣してしまうんでしょう。

まぁD:5だってジープに似ていると言われればそうだが明らかに日本国内では遠くから見てもD:5とわかる。ああいうところが三菱のいいところだな。スペースギアも然りだ。昔ランボルギーニが

“絶対に「フェラーリに似てるね」って言われるようなクルマは造るなよ”

って言ってたってのはたぶんランボルギーニ自身がエンツォ・フェラーリのことが嫌いだったからそう言ったのかもしれないけど“マーケティング”という意味でもそれは正解だったのかもしれないって思う。

今は強烈な個性が欲しい

結局僕が未だにこのクルマに乗っている理由は“この座位置のミニバンが他にないから”ってのが最も大きいと思う。この座位置よりも高い乗用車は改造車以外あまり見たことがありません。バンだったら200系ハイエースと今のNV350キャラバンが同じくらいかなぁって思うけどね。

三菱は国内の燃費競争が最も熾烈だった時期に燃費改ざんが明らかになって思いっきり叩かれたけど、燃費第一主義はもう過ぎ去った感があります。今アメリカでは燃費よりも

実用的なクルマや強烈な個性を主張するクルマ

が売れているそうです。アメリカの文化が数年遅れで入ってくる日本でも近い将来きっとそうなるに違いありません。

テクノロジーも大切ですが僕は“もっと単純な個性”でいいんじゃないかなぁって思うんです。例えば

  • デカい
  • 広い
  • 小さい
  • 高い
  • 低い
  • 凄い加速
  • 凄い燃費
  • 格安の維持費
  • どんなところも走れる
  • 静か
  • ON・OFF問わず裏付けのある走行性能

どれか一つでも世間から認知されればその考え方に共感した人が買うと思う。

逆にソコソコの性能で“いいとこ取り”したようなクルマは埋もれちゃうだろうな。

パジェロはなぜ売れた?

あの頃は“プラド”や“テラノ”もあった。車格や排気量も似ているのになぜパジェロだけあんなに売れたんでしょうか?

それはやっぱりデザインとイメージだと思う。

あの頃実はプラドの方がパワー、乗り心地、静粛性などの性能は良かったと思う。

しかしみんな“パリダカの三菱”とか“オフロードのパジェロ”というイメージが先行してパジェロの性能が

グローバルスタンダード

であるかのように思ってしまったのではないか?と思う。(もちろんパジェロも悪くはなかったが)

また、そう思わせるデザイン!具体的には

  • タイヤハウス付近の膨らみ
  • フロントバンパーからオーバーフェンダー、ドア、リアバンパーへと流れるようなデザイン
  • リアウィンドゥの傾斜角度
  • 見栄えと質感を両立するメッキの使い方

実際当時としては全体的にはもちろん細部に至ってもかなり垢抜けてて何か“オーラ”というか“質感”を強烈に感じるようなデザインだったと思う。

2代目パジェロとスペースギアを再販せよ

一世風靡したこの2台を“再販”できないか?って思うんですよねェ。トヨタだってランクルの“70”再販してるしねェ。

平成13年頃の“リコール隠し事件”以降三菱は売れなくなったけどこの2台に関して言えば

  • 3代目(パジェロ)へのモデルチェンジに失敗した
  • “ディーゼル”という選択肢が無くなった
  • 4M40エンジンや他の欠陥を放置した

こんなような事でユーザーが逃げ出したのではなかったでしょうか?2台とも悪い所は出尽くしているんだから悪かったところは改善して現代の装備で取り入れられるものは取り入れてレストアして売ってみたら?

って思います。まぁ新しいエンジン(ディーゼルとPHEV?)は必要になりますが基本構造はそのままなのでお金もかからないから安くできるだろうし

今一番カネ持ってる層が結構反応するんじゃね?