頻発する悲惨な交通事故は偶然か?必然か?もっとブレーキ踏めよ。ちゃんと停まるから

ブレーキ痕が無かった

今度は鹿沼の悲惨な事故の報道です。今回は高齢者と言うにはまだ若い50代と60台の女性による事故。2台とも結構な高年式の車です。

安全運転支援装置はついていなかったのでしょうか?仮に付いていたとしても子供たちが死ぬ事を止められなかった?

連日の報道で気になるのは「ブレーキ痕が無かった」っという報道!僕らからすると考えられないですよね。昔からブレーキ踏み過ぎてハンドル操作ができないということで

ABS

なんてモンが自動車に標準で装着されるようになったのに、この当事者の女性二人はハンドル操作だけで目の前の車との衝突を回避しようとしていたのでしょうか。

ブレーキは“ベタ踏み”でいい

いまひとつABSの意味を知らないのかなァ。要は思いっきりブレーキを踏んでも完全にタイヤをロックしないから舵取り操作できるってことを。

つまり今回の事故の場合「あッ!?」って思った時に急ブレーキを踏みながらハンドルを使って回避操作をすればよかった。

どんな事故だった?

今回は“右直事故”でした。右折してきた日産ノート(自動ブレーキ非装着)を避けようとしたダイハツ・キャンバス(支援装置付き?)がノートと一部衝突後、交差点にいた園児のいる方向に行ってしまい児童や保育士さんなどを死傷させた!っという事故でした。

キャンバスは最新型のクルマですね。ノートは・・・10年落ちくらいかなァ。事故現場にどっちの車も“ブレーキ痕”が無かったそうです。

・・・なんでブレーキ踏まなかったんでしょうか?それとニュース画像を見る限りでは両車ともエアバッグは展開していませんね。

子供達に突進した車はキャンバスか・・・最初の衝突で安全運転支援装置は働かなくなったのでしょうか?それとも最新型車種にもかかわらず安全運転支援装置が付いていなかった?

メーカーよ。もっとがんばってくれ

今回は正面衝突ではなくオフセット衝突気味で衝突し、その衝突前後、園児に突っ込んだ。か・・・

2台とも、衝突前も衝突後もブレーキ痕は確認されていないそうです。

事故直前のそれぞれの車の速度はそれほど速くなかったらしいという事を勘案すれば、ブレーキペダルさえ踏んでいれば子供たちを死傷させることは無かったかもしれません。

今回の事故にしろ高齢者による事故にしろ運転者の粗相をカバーしてくれるような装置があればきっと子供たちが死ぬようなことは無かったでしょう。そういう意味で

自動車メーカーには益々がんばっていただきたいですよね。

今こんな事を言うのは不謹慎かもしれませんが、今回の事故も安全運転支援装置を作る側には一つのいい事例として、今後に大いに生かして欲しいと思います。

雨の日も、夜も、雪でも、斜め方向でも、どんな時どんな方向でも確実に安全に自動車を停車させようとする安全装置が一日でも早く、道路を走行するあらゆる車や機械に装着される事を心から願います。

僕のような旧車マニアのために“後付け”の装置も欲しいですね。もはや車検時必須の装置にしてはどうでしょうか?

ホンダは全ての自動車に装着されていますが他のメーカーは全てではない・・・まァこの辺はメーカー自身でスグに改善できるようなトコですね。

“不本意にも相手を殺傷してしまった!”

っという被害者にとっても加害者にとっても不幸な、本当に悲惨な事故が連続で起きています。その度に

  • 高齢者はサッサと免許証を返せよ
  • ヘタクソな奴は運転するんじゃねぇ

的な極端な意見も多く噴出します。もちろん不適当な人が自動車を運転するのには僕も反対ですが、道路や自動車のような便利なモノを使う権利は皆にあります。

誰でも使える自動車で、皆で一緒に使う道路を上手に使うためにも大変恐縮ではあるんですが

自動車メーカーにはより一層の工夫と努力をお願いしたいと強く思います。