オイル交換は指定通り行うべき。中古車の輸出でわかる定期交換の重要性

最近仕事などで使う他人の所有する軽自動車などに乗った時に「おッ!?このクルマ、調子いいなぁ」って感じる機会が多くなってきました。

昔だったら10万キロ以上走行した軽自動車なんていつエンストしてもおかしくないような感じでしたが現代の10万超えの軽自動車は全然そんなことはなく、非常にイイ音をしています。

そういったクルマは間違いなくオイル管理がしっかりできているんですね。そこで今回は定期的なオイル交換の重要性について私が感じている事を少しお話しさせてください。

リース物件は大人気

中古車市場においては価格の横にリース車両だったことをアピールしている車両が有ります。なぜわざわざそんなことをアピールするのか?と言うと、購入者の中にはリースで使用されていた車両を狙っている人も多いからです。

なぜならリース車両は大体がオイルなどの管理がシッカリなされている可能性が高いので、機関の調子のよい車両が多く、走行距離が多少多くても長く乗れるクルマが多いから。

リースのクルマは海外へ輸出しているバイヤーからも大きな需要があります。

現代のガソリンエンジンは超高性能

昔のガソリンエンジンのようにデスビからプラグに電気を送っていたのとは違って現代のガソリンエンジンは、プラグの真上にある点火コイルで高電圧を作って強烈な火花を発生させ、ほぼ完全な燃焼状態を作れるのでハイパワーで静かで省燃費でノッキングを起こしにくいエンジンになっています。

その良好な燃焼環境を維持するに必要なのが自動車メーカーが想定内とする圧縮圧ですが、その圧縮圧を維持し続けるのに必要なのが・・・

・・・オイルです。

強スパークエンジンは汚イルで激消耗

我が家の古い軽トラU62Tの3G83でさえ高出力で高燃費で一旦走り出してしまうとその後は5速のままノッキングも起こさず走り、更にオイル交換も1万キロごと・・・

っという素晴らしい性能ですが、高速道路の多用や荷台が満載の状態で長い峠道の多用の場合はオイルの汚れに注意し、走行状況によっては5000kmで交換して欲しいとメーカーからおふれが出ています。

つまりこの軽トラの3G83は非常にオイル汚れに敏感なエンジンだと言えます。オイル交換忘れてて「調子悪いなぁ~」って思ってたらスパークプラグの電極が融けて無くなってた!

なんて事がけっこうあるようですよ。

順調な交換は好耐久へ続く

つまり神経質なエンジンだがあたり前の事をシッカリやるだけで軽トラでも20万キロを狙えると言うコトなんですね。

むかしはオイルなんて入ってりゃいいなんて言われたこともありましたが今は、消耗品とわりきってきっちりオイル交換しながらクルマの高性能を長く楽しむもののようです。

では実際にどこでオイル交換をすべきかと言うと、今はガソリンスタンドに行ったときに行うのがもっともお手軽で安いオイル交換ができるようです。何のことはない

「オイル交換お願いしたいんだけど」

って言えば給油感覚でオイル交換できます。0wオイルは切売りで十分!大切なのは定期的な交換ですから。